『オーバーウォッチ 2』は、
スタジアムを開発した理由やバランス調整の方針、今後実施予定の大規模なアップデート計画について
ゲームディレクターのアーロン・ケラーより発表したことをお知らせします。
配信元:Activision Blizzard Japan株式会社 (2024/05/02)
以下、アーロン氏からの発表を一部抜粋したものとなります。
【「スタジアム」の初期構成案について】
「スタジアム」の初期のバージョンは、当初は8チームによるトーナメント戦を想定していました。
各プレイヤーがランダムに表示されたアップグレードを選んで、チーム・デスマッチまたはAI戦に挑戦。
ラウンドに敗北するごとに、ライフを1基失っていくというモードが初期のスタジアムのゲームプレイでした。
しかし、アップグレードがランダムに決まるこの流れでは、敵チームの特徴にあわせて一貫性のある戦略やビルドを構築するのは困難です。
そこで、各マッチの展開に独自性を持たせつつも、バラエティの豊かさは二の次としたのが、現在の「スタジアム」になります。
チームの構成やパフォーマンスに基づいて最適な戦略とビルドを構築できる、バランスと競争性の高いモードを目指した結果、今のバージョンが誕生しました。
【現在の「スタジアム」への反響と今後のバランス調整方針について】
「スタジアム」のバランスと競争性をより高めるべく、プレイヤーの皆様からのフィードバックやプレイ・データに基づいて、各種調整を計画しています。
新たなイベント・モードを公開すると、短期間だけそのモードのプレイ時間が劇的に増加するというのは、すでに見慣れた光景です。
嬉しいことに、シーズン16初週の『オーバーウォッチ 2』の合計プレイ時間のうち、
実に半分近くが「スタジアム」のものと、短期間の増加にとどまらない傾向が「スタジアム」で見られました。
ミッドシーズンに導入する強化オプションとヒーローのバランス調整の内容は、もっと早めに調整を行う可能性もあります。
開発チームが進めてきた「スタジアム」関連の企画は、他にもたくさんあり、今週の初めには、RedditのAMA(質問コーナー)
<https://www.reddit.com/r/Competitiveoverwatch/comments/1kamqs7/blizzard_season_16_stadium_ama_full/?rdt=48276>にて、プレイヤーの皆様から特に多く寄せられている質問に回答しました。
来週には、「スタジアム」のデータを分析して得られた知見を「ディレクターの視点」の特別記事で詳しくご紹介する予定です。
【今後のアップデートでも膨大なコンテンツを導入予定!】
開発チームでは、「スタジアム」に関連した大規模なアップデートを数多く練っています。
『オーバーウォッチ 2』の他のモードのアップデートと並行して、
新たなヒーロー、マップ、モード、システム、機能などをシーズンごとに実装していきます。
ヒーロー:
『オーバーウォッチ 2』の最新ヒーロー「フレイヤ」が、シーズン16のミッドシーズンで、「スタジアム」にも登場します。
ゲーム・モード:
「スタジアム」の新モード「ペイロード・レース」と2つの完全新規のマップに加えて、「クエスト」と呼ばれる新要素を導入します。
「クエスト」は、マッチの開始時にランダムに表示される、モード内のチャレンジです。
表示されたクエストの中から挑戦したいものを選び、そのクエストの目標を達成すると、報酬を獲得できます。
システム:
「スタジアム」外で作ったビルドをマッチ中に選べるようになる、ビルドのインポート/エクスポート機能をリリースします。
多くの声が上がっている重要な要素「クロスプレイ」についてですが、現在「スタジアム」向けのアンランク・マッチを実装する方法を探っています。
アーロン氏からの発表全ての発表内容及び、今後のアップデート詳細につきましては、こちら
<https://overwatch.blizzard.com/ja-jp/news/24198087/>の公式ブログにてご確認ください。
『オーバーウォッチ 2』の最新情報については、公式ウェブサイト <https://overwatch.blizzard.com/ja-jp/>をご確認ください。